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日の丸のデザインが変わった?1月27日は国旗制定記念日です

執筆者の写真: NAKAJIMA_setubiNAKAJIMA_setubi

更新日:5 日前



国旗制定記念日が1月27日である理由

「国旗制定記念日」は、1870年1月27日に太政官布告第57号として「商船規則」が発布されたことに由来します。この布告では、日本の商船が掲げる旗として「白地に赤丸」の旗、すなわち現在の国旗に近いデザインが定められました。この旗は、それ以前から日本で使用されていた伝統的なデザインであり、国家や国民を象徴するものとしての歴史があります。

日の丸のデザインそのものは、古くから日本で使用されてきた歴史を持ちます。太陽を象徴する円が描かれたこの旗は、国家としての一体感や和の精神を表現しているとされています。日の丸の赤丸は、日の出の太陽を象徴しており、「日出る国」である日本を表しています


 

「商船規則」と「国旗及び国歌に関する法律」の違い

日の丸の旗が公式に規定された最初の法令は「商船規則」でしたが、その後の歴史を経て、1999年に「国旗及び国歌に関する法律」が制定されることで、より正式に国旗としての地位が確立されました。この2つの規定の間にはいくつかの重要な違いがあります。


商船規則(1870年制定)

  • 目的:主に商船が掲げる旗を規定するための法令。

  • 内容:

    • 白地に赤丸を中央に配したデザインを規定。

    • 当初は商船や外交的な場面での使用を想定。

  • 背景:明治政府は近代国家の建設を進めており、国際社会での日本の認知を高める目的があった。

  • 比率:縦7:横10。

  • 日の丸の位置:旗の中心から旗ざお側に横の長さの100分の1ずれた位置。

  • デザイン元:江戸時代に徳川幕府が「日本惚船印」として定めていた白地に日の丸デザインを踏襲。


国旗及び国歌に関する法律(1999年制定)

  • 目的:国旗および国歌の法的地位を明確化するため。

  • 内容:

    • 日の丸を日本の国旗と正式に定義。

    • 同時に「君が代」を国歌として規定。

  • 背景:戦後、日本国内では国旗や国歌に関する議論が続いており、法的な裏付けを求める声が高まったこと。

  • 比率:縦2:横3。

  • 日の丸の位置:旗の中央。

  • 日の丸の直径:縦の長さの5分の3。

  • 色:白と紅色。

これらの違いからもわかるように、商船規則が日の丸の実務的な使用を規定するものであったのに対し、国旗及び国歌に関する法律はその象徴的な意味を法的に明確化するためのものでした。


 

現代社会における国旗の役割

現在、国旗はスポーツの場や国際会議、祝祭日など、さまざまな場面で掲げられます。その際、日の丸は日本の一体感や誇りを表すだけでなく、他国との友好を築く象徴ともなっています。また、国旗が掲げられることで、国際社会の中での日本の存在感をアピールする重要な役割を果たします。


 

まとめ

1月27日の国旗制定記念日は、日本の歴史や文化を深く知り、未来へとつなぐ大切な日です。「商船規則」による規定から始まり、「国旗及び国歌に関する法律」によってその地位が明確化された日の丸は、これからも日本を象徴する重要な存在であり続けるでしょう。

2025年のこの日に、改めて国旗の意義や歴史を振り返り、日の丸が象徴する価値観を考えることで、私たちは日本という国の未来をより深く見つめることができるのではないでしょうか。

寒い日々が続いております。体調管理に気をつけてお過ごしください。


【NAKAJIMA youtubeチャンネル】

「川崎の水道設備屋 中嶋設備」


「川崎の水道屋さん水道設備・リフォーム奮闘日記「みずいろ」チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCq9wMC80vkYgHNpAj_sCovg

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