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あの匂いで、思い出す|5月7日コナモンの日…安くて美味しい。粉ものが最強!?

  • 執筆者の写真: NAKAJIMA_setubi
    NAKAJIMA_setubi
  • 11 時間前
  • 読了時間: 3分

鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てる生地。ソースの甘く香ばしい香り。青のりと鰹節が揺れる…。本日5月7日は、コ(5)ナ(7)モンの語呂合わせとコナモン製品愛好家団体の日本コナモン協会さんが2003年5月7日に設立されたことを合わせて、同協会がコナモンの日として記念日に制定されています。コナモンは食粉を使った食品のことで、たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、パンなどの粉もの(食品)を意味する言葉として、主に「コナモン」という言葉は関西地方で使われていますね。やはり、大阪を中心とした地域では、粉もの文化が深く根付いています。一家に一台たこ焼き器がある・お好み焼きは“おかず”として食卓に並ぶ・外食でも粉ものは定番だそうです。こうした文化は、日本の中でも独特でありながら、今では全国に広がっています。つまりコナモンの日は、“関西発、日本全国へ広がった食文化を祝う日”とも言えるのです。


粉を焼いているだけなのに、なぜこんなに楽しいのか

粉ものはシンプルな食べ物です。小麦粉に水を混ぜて、焼くだけ。特別な食材でも、特別な技術でもない。それなのに、お好み焼きやたこ焼きを囲むと、空気が変わります。会話が増える。笑いが増える。なぜか、距離が縮まる。それはきっと、「一緒に作る」という行為があるからなのだと思います。完成された料理を出されるのではなく、その場で、同じ時間を共有しながら作っていく。鍋や焼き肉なども同じですが、うまくできなくてもいい。むしろ、失敗した方が面白い。完璧じゃない時間を、許してくれる。それが、粉ものの強さなのだと思います。


コナモンの裏側|小麦と健康、そして日本の現実

「コナモンの日」は、日本の豊かな粉もの文化を楽しみ、見つめ直す良い機会です。一方で、小麦を取り巻く環境や健康面については、近年さまざまな意見や議論が出てきています。まず健康面に関してですが、近年は「小麦と血糖値」の関係が注目されています。精製された小麦製品は消化吸収が早く、食後の血糖値を急激に上昇させやすいとされています。この状態が長く続くと、体への負担につながる可能性があるとも言われています。また、小麦に含まれる「グルテン」についても関心が高まっています。グルテンはパンのもちもちとした食感を生み出す一方で、体質によっては合わない人も存在します。特に、グルテンに対する過敏症やアレルギーを持つ人にとっては、摂取に注意が必要です。ただし、これらはすべての人に当てはまるものではなく、過度に恐れるのではなく、自分の体質や生活習慣に合わせて向き合うことが大切とされています。また、日本の小麦事情としては、気候条件の関係から小麦の生産が限られており、国内で消費される小麦の多くを海外からの輸入に頼っているのが現状です。過去(2018〜2022年度)の平均流通量を見ると、国内産小麦がおよそ88万トンであるのに対し、外国産小麦は約470万トンと、大きな差があります。日本で使われる小麦の約9割は輸入に依存しているという状況のようです。主な輸入先は、アメリカ、カナダ、オーストラリアで、2023年のデータでは、アメリカ約38.6%、カナダ約38.4%、オーストラリア約22.9%を占めています。これらの小麦は国内の製粉工場で加工され、パンや麺類、お好み焼きなど、私たちの身近な食品として広く利用されています。こうした背景を知ることで、普段何気なく口にしている粉ものが、どのように支えられているのかが見えてきますね。コナモンを楽しむことと、正しく知ること。その両方が、これからの食との向き合い方において、重要になってきているのかもしれませんね。

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