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6月9日は「たまごの日」──夏本番を迎える前に、栄養価の高いたまごを食べて健康を維持!そして約2,000年以上も前から真剣に議論されている“永遠の問い”

  • 執筆者の写真: NAKAJIMA_setubi
    NAKAJIMA_setubi
  • 10 時間前
  • 読了時間: 3分



私たちの食卓に欠かせない「たまご」。朝の目玉焼きやお弁当の卵焼き、スイーツや料理のベースとして、さまざまな形で親しまれています。そんな「たまご」にも、実は記念日が存在します。「卵」という漢字が「69」の数字に似ていることと、夏の前に卵を食べて栄養を摂り、健康増進を図ってもらいたいとの願いから、愛知県で鶏卵の生産や販売を行っている有限会社鈴木養鶏場さんが6月9日に記念日に制定されています。

卵には、私たちの健康を支える栄養素である、高品質なタンパク質、ビタミンA・B群、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれており、「完全栄養食品」とも言われるほど。1日1個、毎日の食生活にたまごを取り入れるだけで、栄養バランスの向上が期待できます。



他にもある!たまご🥚に関する記念日たち


「たまごの日」は6月9日以外にも複数あるそうです。11月5日の「いいたまごの日」、3月21日の春分の日、5月22日の「たまご料理の日」、そして2月1日の「ゆでたまごの日」などがあります。それぞれの由来と目的は異なります。 1. 11月5日「いいたまごの日」: 日本養鶏協会が2010年に制定。日付は「いい(11)たまご(05)」と読む語呂合わせから。卵の正しい知識の普及や消費拡大を目的にしている。 2. 3月21日(春分の日)「卵の日」: 生命の芽生えを象徴する春分の日が卵の日に定められた。卵は生命を宿すものとして、この日を祝うのにふさわしいという。 3. 5月22日「たまご料理の日」: 全日本うまいもん推進協議会が制定。日付は「たまご(05)」と「ニワトリ(22)」の語呂合わせから。卵料理を通して食の衛生と安全を啓蒙する目的がある。 4. 2月1日「ゆでたまごの日」: ゆで卵を食べることの素晴らしさを広めるために制定。具体的な団体は不明。



卵と玉子の違いってなに?卵と玉子の違いは


一文字の「卵」は孵化して育つ生き物のたまごを指します。 鳥だけでなく、魚や虫のたまごも一文字の「卵」と書きます。 一方、二文字の「玉子」は食用のものを指し、鶏のたまごを表すのが一般的です。 更に食材の鶏卵に限れば、生の状態のものを一文字の「卵」、調理されたものを二文字の「玉子」とするのが一般的でとされています。加熱前のものは「生卵」「卵かけご飯」、加熱されたものは「玉子焼き」「玉子丼」といった具合に、分けられることが多いです。



たまごが先かニワトリが先か?という永遠のテーマ


たまごが先か、ニワトリが先か?という問いは、古代ギリシャ時代から続く哲学的な テーマであり、同時に生物学的な謎でもあります。哲学的視点からすると、アリストテレスは「ニワトリが先」と結論づけました。理由は、「すべてのものには原因がある。たまごが生まれるためには、親であるニワトリが必要だ」というものです。また、科学的視点現代科学では、少し異なる見方がされます。遺伝子変異と進化の観点から考えると、「たまごが先だった」とする説が有力とのことです。ニワトリに極めて近い祖先の鳥が突然変異によって産んだ卵から、現代のニワトリが誕生したという、「ニワトリのような鳥」が「ニワトリを産むたまご」を産んだ、という説でだそうです。この観点からは、「たまごが先」という結論になりますが、もちろんこれは「ニワトリの卵」と限定した話であり、生物全体でいえば卵は恐竜などの時代から存在していたので、謎を生むばかりですね。


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