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5月26日は「東名高速道路全通記念日」日本の大動脈が繋がった日

  • 執筆者の写真: NAKAJIMA_setubi
    NAKAJIMA_setubi
  • 5月26日
  • 読了時間: 3分

5月26日は「東名高速道路全通記念日」です。1969年のこの日、東京ICから愛知県小牧ICまでの約346kmが全線開通し、日本の東西を結ぶ大動脈が完成しました。東名高速道路が全通したことで、1965年に既に完成していた名神自動車道(中央自動車道西宮線)とも接続可能になり関東〜中京〜関西が1本の高速道路で繋がることとなりました。


東名高速道路全通の歴史と意義

東名高速道路は、1962年に着工し、1968年には最初の3区間が開通しました。そして1969年5月26日、最後の区間である神奈川県の大井松田ICから静岡県の御殿場ICまでが開通し、全線が完成しました。これにより、東京から名古屋、さらには1965年に開通していた名神高速道路と接続し、関東・中京・関西が一本の高速道路で結ばれることとなりました。

この全通により、物流の効率化や観光の促進、地域経済の活性化など、多方面にわたる効果がもたらされました。また、災害時の支援活動など有事の際にも重要な役割を果たすインフラとして、東名高速道路は日本の発展に大きく貢献しています。


今年の3月13日には、東名阪道全線開通20周年記念イベントが開催されました。

3月13日には、2025年の東名高速道路全通記念日には、東名阪道全線開通20周年記念イベントが開催されました。E23 東名阪道 御在所SA(上り)にて、東名阪道全線開通20周年パネル展、東名阪道リニューアル工事事業PR、東名阪道集中工事事業PR、働く車(道路パトロールカー)の展示、みちまるくんとのフォトコーナー、全線開通20周年記念ノベルティグッズの配布などが開催されたようです。東名高速道路全通記念イベントとして2019年の過去には、全線開通50周年を記念して、海老名SA(下り)や足柄SA(下り)など6カ所のサービスエリアで、パネル展やステージイベント、クイズラリーなどが開催されました。


東名高速道路全通記念日と、次の50年への未来を考える

1969年に完成してから約半世紀以上が経過した現在、東名高速は今後どのように維持・発展していくべきか…。道路単独ではなく、「交通ネットワークの一部」としての東名高速の再定義が求められるのだろうと思います。今後は老朽化対応と利便性の両立、環境配慮、他インフラとの連携を視野に入れた再設計が必要です。また、料金に関しても本来は、無料化がベースとして、これまで政府が2065年までに高速道路の料金徴収を終了させ、その後は無料化する予定でしたが、2023年に料金徴収期間が最長2115年まで延長されることが決定されました。そのため、2025年の時点では東名高速道路は有料のままになっています。

これまで高速道路の料金徴収は、高速道路の建設費用の返済を目的としていましたが、政府は高速道路の維持・更新に必要な資金を確保するため、料金徴収期間を延長することを決定しました。これにより、東名高速道路を含む全国の高速道路は、最長2115年まで有料のままになるとのことです。

単なる「道路」ではなく、暮らしと経済を支える「社会基盤」として、次の世代にどう引き継いでいくか…。本日はそんな未来を考える良い機会の日ですね。


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