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正月を終えるための大切な一日、小正月
本日1月15日は「小正月(こしょうがつ)」と呼ばれる日です。元日や三が日の華やかさとは対照的に、小正月はとても静かで、どこか控えめな存在かもしれません。しかし日本の暮らしの中では、この日こそが“正月を終えるための大切な節目”として、長い時間をかけて受け継がれてきました。新しい年を迎える喜びのあと、日常へ戻るためには、心と暮らしを整える時間が必要ですね。小正月の起源は、日本の農耕文化と深く結びついています。旧暦では1月15日が満月にあたり、月の満ち欠けとともに暮らしを営んできた人々にとって、重要な節目の日でした。大正月(元日)に対して「小正月」と呼ばれるこの日は、主に豊作祈願や無病息災、家内安全を願う行事が行われてきました。かつての農村では、小正月は「女正月」とも呼ばれ、正月の準備やもてなしに忙しかった女性たちが、ようやく一息つける日でもありました。日々の労をねぎらい、体を休め、これから始まる一年の農作業に備える。そこには、暮らしのリズムを大切にする文化が息づいています。

NAKAJIMA_setubi
1月14日読了時間: 3分
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