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柔道整復師の日に考える、これからの“身体ケア”のあり方とは


本日4月14日は「柔道整復師の日」。あまり聞き慣れないこの記念日ですが、実は私たちの暮らしにとって、けっこう身近な存在である「柔道整復師」の役割を見直すきっかけとして、いま注目されています。

「整骨院」「接骨院」などでお世話になったことのある方も多いのではないでしょうか?でも実際、柔道整復師ってどんな資格? どんな人? そして、自分の体に関してどんなサポートをしてくれるの?今回は、そんな素朴な疑問にお答えしながら、「これからの身体ケア」をどう考えていけばいいのか、一緒に掘り下げていきましょう。


 

そもそも柔道整復師って、どんな人?

まず基本的なところから。柔道整復師は、ケガを手術せずに治す専門家です。

たとえば、捻挫や骨折、打撲、肉離れなどに対して、湿布だけじゃなく、「手技」と呼ばれるテクニックや、包帯、テーピングなどを使って、自然な回復をサポートしてくれます。

身近な例でいえば、転んで足をひねったときや、スポーツで肩を痛めたときに行く「整骨院」や「接骨院」の先生。これが柔道整復師です。

この資格は国家資格で、専門学校や大学で学び、国家試験に合格した人だけが名乗れる職業です。


 

理学療法士との違いは? どう選べばいい?

「柔道整復師」とよく混同されがちな存在に「理学療法士」がいます。両方とも「体のケア」をする専門家ですが、実はその役割は大きく違います。


  • 柔道整復師:骨や筋肉、関節のケガを“手術しない方法”で治すことが得意

  • 理学療法士:手術後や病気後のリハビリを専門にしている人


たとえば、ぎっくり腰になったときや、スポーツ中に足をひねったときは整骨院へ。一方で、脳卒中や骨折手術のあとのリハビリには、理学療法士が活躍します。

どちらも「治す」という目的は同じでも、アプローチする場所や方法が違うんですね。


 

“治す”だけじゃない、柔道整復師の仕事

最近では、柔道整復師が関わる範囲も広がっています。ただケガを治すだけでなく、「予防」や「体のメンテナンス」にも力を入れる院が増えているんです。たとえば…


  • デスクワークでの肩こり・腰痛を改善したい

  • 姿勢をよくしたい

  • スポーツのパフォーマンスを上げたい

  • 交通事故の後遺症が気になる


そんな悩みにも対応してくれる整骨院も多く、「未病(みびょう)」と呼ばれる“病気になりそうな状態”に対してもアプローチしてくれる存在として注目されています。特に高齢化が進む中、病院にかかる前の“ちょっとした不調”に気づいてくれる柔道整復師の存在は、これからの社会に欠かせないものとなっていきそうです。


 

2025年、身体ケアはどう変わる?

2025年は、医療や健康業界でも「パーソナライズ化」「予防重視」「デジタル化」がキーワードになっています。身体の不調を“出てから治す”から、“出ないように整えておく”という考え方へシフトしつつあります。

柔道整復師の分野でも、こんな変化が起きています:


  • オンラインでの問診・予約の普及

  • 健康管理アプリと連動したデータ活用

  • AIを活用した姿勢分析や負荷の可視化

  • 他職種との連携(整体師・カイロ・栄養士など)


つまり、「柔道整復師=ケガ人だけのもの」ではなく、「今の自分をもっと快適に過ごすためのパートナー」へと役割が広がってきているのです。


 

“どこに行けばいいの?” 迷ったときのヒント

「整骨院がたくさんあって、どこに行ったらいいかわからない…」という声、よく聞きます。

そんなときは、こんな視点で選ぶといいかもしれません


  1. スタッフが話をちゃんと聞いてくれるか

  2. 痛みの原因と対策をわかりやすく説明してくれるか

  3. 無理に通院をすすめてこないか

  4. 国家資格者が施術しているか(HPなどで確認)


不調を感じたときは、まずは気軽に相談してみてください。「ちょっと痛いな」「何となくダルいな」そんな“予兆”の段階で対処できれば、生活の質は大きく変わります。


 

まとめ:柔道整復師の日に、“自分の身体”と向き合ってみよう

「柔道整復師の日」は、単なる記念日ではなく、“自分の身体と向き合うきっかけ”にしてみるのがオススメです。個人的にですが、以前、私は医療機関のお仕事をしていたことがあり、この4月14日に、今日は「柔道整復師の日ですよ〜」と、現役の柔道整復師さんとお話ししたことがあり、この記念の日に関してブログを書いています。自分の身体の声に耳を傾け、無理しすぎていないか、放置している痛みはないか。整骨院は、単なる「治療の場」ではなく、「身体と仲良くなる場所」でもあるのです。これからの身体ケアは、“ただ治す”ではなく、“自分の身体と付き合うスキル”を身につける時代へ移りつつあります。

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