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小正月とは?本日1月15日はさらなる豊作を祈願する日

執筆者の写真: NAKAJIMA_setubiNAKAJIMA_setubi

 


小正月の歴史と風習

小正月は、もともと農耕民族だった日本人が、新年の最初の収穫を祈願するために始めた行事です。正月は新しい年の豊穣を祈る時期にあたり、1月1日の元旦を迎えた後、1月15日の小正月はそのお祭りを締めくくる重要な日とされています。小正月は、特に農業が中心だった時代において、1年の豊作や家族の健康を祈願するために行われました。


  • 農業的な起源: 小正月は、旧暦で1月15日を中心に行われる行事で、農業との関係が深いとされています。日本の古代農耕文化では、1月15日が年の初めの重要な節目として、農作物の収穫を祈る意味が込められていたと考えられています。特に、1月1日を迎えた後、農業や収穫に関わる神々に感謝し、さらなる豊作を祈願する日として、小正月が存在していたとのことです。

  • 年神様との関係: 年神様(その年の豊作や家内安全を司る神)を迎えるための儀式の一環として、小正月はその年の神々に感謝の気持ちを表し、さらなる豊作と安定した生活を祈る日としての側面も強いです。特に「どんど焼き」や「小豆粥」などの儀式は、農作物や家族の健康を願うものだそうです。

  • 地域ごとの風習: 小正月の行事には地域ごとに異なる意味が込められており、地方によっては「お田植え祭り」や「新米を供える儀式」など、農業と深い関連が見られます。農作物の収穫を祝うという点で、小正月は農耕の周期と関わりがあるとされます。



 

小豆粥と無病息災の祈り

小正月に食べる「小豆粥」は、邪気を払い、健康を守るための食べ物とされています。小豆はその赤い色が魔除けとされ、粥を食べることで、無病息災を願う意味があります。この習慣は、家庭や地域で代々受け継がれています。


どんど焼き(左義長)

正月飾りや書初めなどを燃やす「どんど焼き」も小正月の代表的な風習です。年神様を送り出し、1年の健康と無事を祈るために行われます。この儀式では、正月飾りや書き初めなどを火で焼くことによって、神様の力が新たな年に渡されるとされています。


繭玉飾り

小正月には、繭玉飾りを作り、家庭や神社に飾る風習もあります。繭玉は、豊作や家庭の繁栄を象徴し、家の中を清めるために飾られます。地域によって様々で20日ごろまで飾る地域もあるとの事です。


 


まとめ:小正月には何を?

小正月は、家族や地域の伝統行事に参加する貴重な機会です。参加することで、これまで忘れがちな日本の風習や歴史を再確認し、年々薄れていく文化を守る一助となります。小正月の行事に参加する際には、地域の風習や文化を尊重することが大切です。地域ごとに異なる習慣があるため、事前にその地域の特性を理解しておくと、より深くその行事を楽しむことができるかと思います。小正月は、慌ただしい正月の後に心を落ち着けるための時期でもあります。自分や家族、地域の無事を祈るとともに、年初めの過ごし方に感謝の気持ちを込めて過ごすことが、何より大切なポイントです。


小正月は農業とのつながりが色濃く表れていることが多く、特に農作物や家族の繁栄を祈る行事として位置づけられています。ただし、都市化が進んだ現代ではその農業的側面は薄れ、より広い意味で無病息災や家内安全を願う行事としているようです。


今年も一年無事に過ごせますように…


【NAKAJIMA youtubeチャンネル】

「川崎の水道設備屋 中嶋設備」


「川崎の水道屋さん水道設備・リフォーム奮闘日記「みずいろ」チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UCq9wMC80vkYgHNpAj_sCovg

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